温泉分析書 No. 19-ON-0040

筑波温泉ホテル

アルカリ性単純温泉

分類:低張性・アルカリ性・低温泉

泉質と数値からわかる、この温泉の特徴

分析書の泉質や数値をもとに、お湯の性質や一般的な特徴をまとめています。
肌ざわり・温まり方・美容効果などの感じ方は、浴槽の温度や利用方法、個人差によっても変わるものであり、成分の種類や含有量だけでその強さが決まるものではありません。

お湯の液性アルカリ性(pH 8.7)
肌ざわりに関わる、お湯の性質

pHが高い側のお湯です。肌のすべすべ感は、pHだけでなく成分や温度によっても変わります。 pHは湧出地での測定値です。

泉質名に含まれる特徴アルカリ性単純温泉
通称「美人の湯」。皮脂や古い角質を落としやすい性質

アルカリ性のお湯には、皮脂や古い角質を落としやすい性質があります。いわゆるクレンジングのような働きが、すべすべとした感触につながると説明されています。

溶存物質(ガスを除く)185 mg/kg
溶けている成分が少なめのお湯(低張性)

お湯1kgに溶けている成分が1,000mg未満。溶けている成分の量が少なめのお湯です。

泉温(源泉)低温泉(31.3℃)
源泉は25℃以上34℃未満の低めの温度

源泉は低めの温度です。実際に入るお湯の温度は、施設の加温などによって変わります。

温泉分析書のデータ

ここからは、分析書に記載された数値・項目を掲載しています。

1. 泉質

泉質
アルカリ性単純温泉
分類
低張性・アルカリ性・低温泉

2. 試料1kg中の成分:分量及び組成

ミリバル%の記載があるイオン表はその多い順、それ以外の表はmgの多い順で表示しています。「未満」や不等号付きの値は定量値の後、合計は末尾に表示します。

溶存物質計(ガス性のものを除く)
185 mg/kg
成分総計
185 mg/kg

表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールできます。

(イ)陽イオン

成分
ナトリウムイオン30.11.3161.79
カルシウムイオン14.30.7133.49
マグネシウムイオン0.70.062.83
鉄(Ⅱ)イオン0.60.020.94
カリウムイオン0.50.010.47
ストロンチウムイオン0.30.010.47
鉄(Ⅲ)イオン<0.1――
マンガンイオン<0.1――
アンモニウムイオン<0.1――
リチウムイオン<0.1――
バリウムイオン<0.1――
アルミニウムイオン<0.1――
陽イオン計46.52.12100

(ロ)陰イオン

成分
炭酸水素イオン100.91.6572.69
炭酸イオン9.30.3113.66
塩化物イオン8.20.2310.13
ふっ化物イオン0.80.041.76
硫酸イオン1.80.041.76
臭化物イオン<0.1――
よう化物イオン<0.1――
硫化水素イオン<0.1――
硫化物イオン<0.1――
水酸イオン<0.1――
陰イオン計121.02.27100

(ハ)遊離成分 — 非解離成分

成分
メタけい酸17.70.23
メタほう酸0.10.00
非解離成分計17.80.23

溶存ガス成分

成分
遊離二酸化炭素<0.1―
遊離硫化水素<0.1―
溶存ガス成分計<0.1―

(ニ)その他微量成分

成分
銅0.23
亜鉛0.13
リチウム0.093
マンガン0.04
アルミニウム0.04
鉛0.037
バリウム0.029
総ヒ素<0.001
総水銀<0.0005
総クロム<0.005
カドミウム<0.001

3. 湧出地における調査及び試験成績

イ)調査及び試験者
一般財団法人 茨城県薬剤師会検査センター 篠原 弘毅
ロ)調査及び試験年月日
令和2年3月5日
ハ)泉温
31.3 ℃(調査時における気温:14.8℃)
ニ)湧出量
32 L/min(掘削・動力揚湯)
ホ)知覚的試験
無色、透明、弱油様臭、無味、ガス発泡なし
ヘ)pH値
8.7(ガラス電極法)
ト)電気伝導率
21.0 mS/m(25℃)

4. 試験室における試験成績

イ)試験者
一般財団法人 茨城県薬剤師会検査センター 森山 庸一
ロ)分析終了年月日
令和2年3月19日
ハ)知覚的試験(採水8時間後)
無色、透明、弱油様臭、無味
ニ)密度
0.9985 g/cm³(20℃/4℃)
ホ)pH値
8.70(ガラス電極法)
ヘ)蒸発残留物
0.119 g/kg(110℃)

5. 源泉名及び湧出地

源泉名
筑波温泉
湧出地
茨城県つくば市筑波395

6. 禁忌症・適応症

泉質に基づく浴用の参考情報です。利用時は現地の掲示をご確認ください。

対象の泉質:単純温泉

泉質別の適応症

  • 自律神経不安定症
  • 不眠症
  • うつ状態

一般的な適応症

  • 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
  • 運動麻痺における筋肉のこわばり
  • 冷え性
  • 末梢循環障害
  • 胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
  • 軽症高血圧
  • 耐糖能異常(糖尿病)
  • 軽い高コレステロール血症
  • 軽い喘息又は肺気腫
  • 痔の痛み
  • ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
  • 病後回復期
  • 疲労回復、健康増進

一般的な禁忌症

  • 病気の活動期(特に熱のあるとき)
  • 活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合
  • 少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気
  • 消化管出血、目に見える出血があるとき
  • 慢性の病気の急性増悪期

出典:環境省:禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準(平成26年7月1日改訂)

7. 登録分析機関の名称及び登録番号

発行年月日
令和2年3月23日
分析機関
一般財団法人茨城県薬剤師会検査センター

ABOUT THIS RECORD

8. 転記について

以下の基準で転記しています。

  • 数値は末尾のゼロ、不等号、未満、単位を文字列として保存。
  • 原本にない情報の補完、数値の換算・再計算は行っていない。

    掲載内容は、運営者が確認しています。

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