初めての方へ:名前から数値へ、少しずつ読む

成分表の数字をすべて理解してから読み始める必要はありません。まず泉質名で全体像をつかみ、気になる項目を一つずつ確かめると、温泉ごとの違いが見えてきます。

  1. 泉質や成分の特徴を知る

    塩化物泉や硫黄泉などの名前と、成分表に並ぶ言葉の意味から始めます。泉質・温泉成分の読み方では、基本から詳しい記事へ進めます。

  2. 温度・pH・成分量を見比べる

    同じ泉質名でも、源泉の温度やpH、含まれる成分の量はさまざまです。気になる話題を選び、数値が何を表すかを確認します。

  3. 基準と照らし合わせる

    数値の意味が気になったら、温泉法・療養泉の成分基準へ。どの項目を、どの基準値と比べるのかを確認できます。

気になる話題から読む

分析書や温泉の紹介で見かけた言葉から、知りたいことを選べます。

温泉についての疑問と解説記事
気になること記事で分かること
酸性・アルカリ性は、どう違う?

pHの数値と液性の分類、測定場所や条件の読み方。

液性(pH)の読み方
低張性・等張性・高張性って何?

溶けている成分の総量と、成分総計・蒸発残留物との違い。

溶存物質の読み方
高温泉なら、浴槽も熱い?

源泉温度による分類と、実際に入る浴槽の温度との違い。

泉温の読み方
どんな温度や成分量なら温泉?

温泉法と療養泉の違い、温度と成分ごとの基準値。

温泉法・療養泉の成分基準
長い泉質名や成分表は、どこから読む?

泉質名、成分名と単位、基準値の順に読むための基本。

泉質・温泉成分の読み方

泉質名から探す

分析書の泉質欄にある名前から、各泉質の特徴と読み方を調べられます。長い泉質名には複数の特徴が含まれることもあるので、名前に登場する泉質をそれぞれ読んでみてください。

名前をどう読み分けるか迷ったら、泉質名と成分の組み合わせの解説から始められます。

成分名から探す

泉質名には出てこなくても、成分表や温泉の紹介で目にする成分があります。名前が似ている成分との違いや、含有量を読む際のポイントを紹介します。

温泉成分ごとの解説記事
成分記事で分かること
メタケイ酸「保湿成分」として紹介される背景や、メタケイ酸イオンとの違い。
メタホウ酸分析書での表記と、温泉法の成分基準との関係。
鉄お湯の色づきとの関係や、総鉄・鉄(Ⅱ)・鉄(Ⅲ)の違い。
遊離二酸化炭素泡との関係や、炭酸水素イオンとの違い。

よくある疑問

泉質名と「弱アルカリ性」「高温泉」は別のもの?

泉質名は成分の種類や量による分類です。一方、弱アルカリ性などの液性はpH、高温泉などの分類は源泉温度を表します。同じ温泉の、異なる面を説明しています。pHの解説と泉温の解説で、それぞれの見方を確認できます。

成分量が多い温泉ほど、よい温泉?

成分の量は温泉の性質を知る手がかりですが、それだけで入浴による効果や好みは決まりません。溶存物質の解説では、成分の総量が表すものを整理しています。

分析書の温度と、浴槽で感じる温度が違うのは?

分析書の測定場所や、施設での加温・加水などの利用方法を確認してみましょう。源泉で測った温度と浴槽の温度は、分けて読む必要があります。詳しくは源泉温度と浴槽温度の違いで紹介しています。

実際の分析書を読んでみる

気になる言葉が分かったら、実際の温泉の記録を見てみましょう。知っている施設を一つ選び、泉質名、pH、源泉温度、気になる成分の順に読むと、解説と数値を結び付けやすくなります。

別の施設とも見比べて、同じ泉質の中にどんな違いがあるか探してみてください。測定場所や分析日も一緒に確認すると、それぞれの記録の条件が分かります。

温泉分析書一覧から、気になる施設を探す