温泉分析書 No. TA2604048-001-0

手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯

含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉

分類:高張性・中性・温泉

泉質と数値からわかる、この温泉の特徴

分析書の泉質や数値をもとに、お湯の性質や一般的な特徴をまとめています。
肌ざわり・温まり方・美容効果などの感じ方は、浴槽の温度や利用方法、個人差によっても変わるものであり、成分の種類や含有量だけでその強さが決まるものではありません。

お湯の液性中性(pH 7.43)
酸性・アルカリ性に大きく偏らないお湯

温泉の分類ではpH6以上7.5未満の範囲です。肌ざわりは、成分や温度によっても変わります。 pHは湧出地での測定値です。

泉質名に含まれる特徴塩化物
通称「熱の湯」。塩分が特徴の泉質

塩化物泉の塩分を構成する成分である塩化物イオンが、11650 mg/kg含まれています。肌に付いた塩分が皮膜をつくり、水分や熱を逃しにくくする性質が、保湿感や湯冷めのしにくさにつながると説明されています。

泉質名に含まれる特徴含よう素
よう素を含み、時間とともに黄色く変わることも

よう素が水に溶けた形の一つであるよう化物イオンが、12.0 mg/kg含まれています。含よう素泉は、時間がたつと黄色く変色することがあります。

成分表で確認できる成分メタケイ酸(61.0 mg/kg)
保湿成分として紹介されることがある成分

保湿成分として紹介されることがあるメタケイ酸が、61.0 mg/kg含まれています。

温泉法の成分基準値(50 mg/kg以上)の1.22倍に相当します。

成分表で確認できる成分メタホウ酸(199.7 mg/kg)
温泉法の成分基準と比較できる成分

メタホウ酸が、199.7 mg/kg含まれています。

温泉法の成分基準値(5 mg/kg以上)の約39.9倍に相当します。

溶存物質(ガスを除く)19,190 mg/kg
成分が濃いお湯(高張性)

お湯1kgに溶けている成分が8,000mg以上。しっかり成分が溶け込んだお湯です。濃さは成分量の目安で、効き目の強さを示すものではありません。

泉温(源泉)温泉(41.8℃)
源泉は34℃以上42℃未満

源泉の温度を示しています。浴槽の温度は、加温・加水などの利用方法によって変わります。

温泉分析書のデータ

ここからは、分析書に記載された数値・項目を掲載しています。

1. 泉質

泉質
含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉
分類
高張性・中性・温泉

2. 試料1kg中の成分・分量及び組成

ミリバル%の記載があるイオン表はその多い順、それ以外の表はmgの多い順で表示しています。「未満」や不等号付きの値は定量値の後、合計は末尾に表示します。

溶存物質(ガス性のものを除く)
19,190 mg/kg
成分総計
19,210 mg/kg

表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールできます。

(イ)陽イオン

成分
ナトリウムイオン6403278.588.33
カルシウムイオン415.120.716.57
マグネシウムイオン145.411.963.79
カリウムイオン117.43.000.95
アンモニウムイオン11.00.610.19
ストロンチウムイオン9.40.210.07
リチウムイオン1.10.160.05
鉄(Ⅱ)イオン1.50.050.02
バリウムイオン2.40.030.01
マンガンイオン0.70.030.01
鉄(Ⅲ)イオン0.30.020.01
アルミニウムイオン<0.1――
陽イオン計7107315.3100

(ロ)陰イオン

成分
塩化物イオン11650328.699.21
炭酸水素イオン114.61.880.57
臭化物イオン44.60.560.17
よう化物イオン12.00.090.03
ふっ化物イオン0.10.010.00
チオ硫酸イオン0.10.000.00
炭酸イオン0.20.010.00
硫化水素イオン<0.1――
硫酸イオン<0.2――
硝酸イオン<0.5――
りん酸水素イオン<0.1――
陰イオン計11820331.2100

(ハ)遊離成分 — 非解離成分

成分
メタほう酸199.74.56
メタけい酸61.00.78
メタ亜ひ酸<0.1―
非解離成分計260.75.34

溶存ガス成分

成分
遊離二酸化炭素25.90.59
遊離硫化水素<0.1―
溶存ガス成分計25.90.59

(ニ)その他の微量成分

成分
総水銀<0.0005
総ひ素<0.01
銅<0.01
カドミウム<0.01
鉛<0.01

3. 湧出地における調査及び試験成績

(イ)調査及び試験者
株式会社 上総環境調査センター 小野田敬介
(ロ)調査及び試験年月日
2026年4月3日
(ハ)泉温
41.8 ℃(調査時における気温 16.5 ℃)
(ニ)利用量
134 L/min(動力揚湯)
(ホ)知覚的試験
無色透明、塩味、無臭を有する 気泡発生有り
(ヘ)pH値
7.43(ガラス電極法)
(ト)電気伝導率
2.63 S/m(25℃)
(チ)ラドン含有量
- ×10⁻¹⁰ Ci/kg(- M・E/kg)

4. 試験室における試験結果

(イ)試験者
株式会社 上総環境調査センター 江尻薫 / 小野田敬介
(ロ)分析終了年月日
2026年4月22日
(ハ)知覚的試験
淡黄色透明、塩味、微硫黄臭を有する。(試料採水8時間後)
(ニ)密度
1.012 g/cm³(20/4℃)
(ホ)pH値
7.55(ガラス電極法)
(ヘ)蒸発残留物
21.00 g/kg(110℃)

5. 源泉名及び湧出地

源泉名
手賀沼温泉
湧出地
千葉県柏市箕輪新田字納屋前68番3
採水場所
湧出、源泉にて採水
温泉利用許可施設名
手賀沼観光リゾート 天然温泉 満天の湯

6. 施設での温泉利用状況

源泉の温度
41.8℃(気温16.5℃)
使用場所の温度
42.0℃
水を加えている場合はその理由
不明(記載なし)
加温している場合はその理由
あり(入浴に適した温度に保つため)
循環させている場合はその理由/ろ過をしている場合はその理由
あり(温泉資源の保護と衛生管理のため)
入浴剤を加え、又は消毒している場合は入浴剤の名称、又は消毒の方法及びその理由
不明(有無の明記なし)
入浴剤を加え、又は消毒している場合は入浴剤の名称、又は消毒の方法及びその理由
あり(塩素系薬剤を使用(水質基準を満たすため))

7. 禁忌症・適応症

泉質に基づく浴用の参考情報です。利用時は現地の掲示をご確認ください。

対象の泉質:塩化物泉・含よう素泉

泉質別の適応症

  • きりきず
  • 末梢循環障害
  • 冷え性
  • うつ状態
  • 皮膚乾燥症

一般的な適応症

  • 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
  • 運動麻痺における筋肉のこわばり
  • 胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
  • 軽症高血圧
  • 耐糖能異常(糖尿病)
  • 軽い高コレステロール血症
  • 軽い喘息又は肺気腫
  • 痔の痛み
  • 自律神経不安定症
  • ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
  • 病後回復期
  • 疲労回復、健康増進

一般的な禁忌症

  • 病気の活動期(特に熱のあるとき)
  • 活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合
  • 少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気
  • 消化管出血、目に見える出血があるとき
  • 慢性の病気の急性増悪期

出典:環境省:禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準(平成26年7月1日改訂)

8. 発行情報

発行年月日
2026年4月24日
分析機関
株式会社上総環境調査センター

ABOUT THIS RECORD

9. 転記について

以下の基準で転記しています。

  • 数値は末尾のゼロ、不等号、未満、単位を文字列として保存。
  • 原本にない情報の補完、数値の換算・再計算は行っていない。
  • 提供資料の範囲:原本の構成

    温泉分析書・温泉分析書別表(浴用、3/3)・施設掲示の3枚を保存。別表に3/3の記載があるが、2/3に相当する資料は今回の提供ファイル内では確認できない。

  • 発行日未記載:施設掲示

    掲示には分析年月日(令和8年4月22日)の記載があるが、掲示自体の発行日は記載されていない。保存名ではundatedとした。

  • 原本空欄:施設での温泉利用状況

    「水を加えている場合はその理由」欄は空欄。空欄から加水の有無を推測していない。

  • 原本の表記を保持:成分表の資料間表記

    成分表は分析書を転記。施設掲示の別表記も資料別の転記として保存し、同一の数値であっても原本の「総ひ素」「総ヒ素」等を一律に置き換えていない。

掲載内容は、運営者が確認しています。

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