温泉分析書 No. 記載なし

草津温泉 大滝乃湯

酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)

分類:酸性・低張性・高温泉

泉質と数値からわかる、この温泉の特徴

分析書の泉質や数値をもとに、お湯の性質や一般的な特徴をまとめています。
肌ざわり・温まり方・美容効果などの感じ方は、浴槽の温度や利用方法、個人差によっても変わるものであり、成分の種類や含有量だけでその強さが決まるものではありません。

お湯の液性酸性(pH 2.1)
肌にピリッと感じることもある、酸性のお湯

pHの数値が小さいほど酸性が強くなります。 pHは掲示値(測定場所の記載なし)です。

泉質名に含まれる特徴塩化物
通称「熱の湯」。塩分が特徴の泉質

塩化物泉の塩分を構成する成分である塩化物イオンが、303.2 mg/kg含まれています。肌に付いた塩分が皮膜をつくり、水分や熱を逃しにくくする性質が、保湿感や湯冷めのしにくさにつながると説明されています。

泉質名に含まれる特徴硫酸塩
硫酸塩とアルミニウムが特徴の泉質

アルミニウムイオンが48.2 mg/kg含まれています。アルミニウムイオンと硫酸イオンが主な成分となる温泉は、旧称「明ばん泉」として知られます。

泉質名に含まれる特徴硫黄
硫化水素を含むお湯。独特のにおいのもとになる成分

卵を思わせるにおいのもとになる成分である遊離硫化水素が、5.4 mg/kg含まれています。

成分表で確認できる成分メタケイ酸(236.6 mg/kg)
保湿成分として紹介されることがある成分

保湿成分として紹介されることがあるメタケイ酸が、236.6 mg/kg含まれています。

温泉法の成分基準値(50 mg/kg以上)の約4.73倍に相当します。

成分表で確認できる成分メタホウ酸(8.5 mg/kg)
温泉法の成分基準と比較できる成分

メタホウ酸が、8.5 mg/kg含まれています。

温泉法の成分基準値(5 mg/kg以上)の1.7倍に相当します。

成分表で確認できる成分鉄(Ⅱ)イオン(17.3 mg/kg)
空気に触れると赤茶色に変わることがある成分

鉄(Ⅱ)イオンが、17.3 mg/kg含まれています。空気に触れて酸化すると、お湯が赤茶色に変わることがあります。

泉温(源泉)高温泉(48.8℃)
源泉は42℃以上の熱いお湯

源泉は42℃以上の熱いお湯です。浴槽では冷却や加水などにより温度を調整する場合があります。

基準値と比べて見たい成分

療養泉の成分ごとの含有量基準と比べ、記載値が80%以上・100%未満のものを紹介します。掲載範囲はこのサイトの目安です。

鉄(Ⅱ)イオン(総鉄量は未確認)17.3 mg/kg
療養泉の成分基準値の86.5%相当

比較する基準値:20 mg/kg以上。鉄(Ⅱ)の記載値のみの比較です。鉄(Ⅲ)が未記載のため総鉄量は確定できず、総鉄の基準未満かどうかは判断できません。

基準を満たした場合の参考
仮に総鉄イオンの含有量基準を満たして含鉄泉に分類される場合でも、含鉄泉に固有の浴用の泉質別適応症は定められていません。

温泉分析書のデータ

ここからは、分析書に記載された数値・項目を掲載しています。

1. 温泉の泉質

泉質
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)
分類
酸性・低張性・高温泉

2. 温泉1kg中の成分

ミリバル%の記載があるイオン表はその多い順、それ以外の表はmgの多い順で表示しています。「未満」や不等号付きの値は定量値の後、合計は末尾に表示します。

成分総計
1,810 mg/kg
蒸発残留物
1,540 mg/kg
陽イオン
279.7 mg/kg
陰イオン
1,178 mg/kg
遊離成分
350.2 mg/kg
その他の微量成分
0.19 mg/kg

表が画面に収まらない場合は、左右にスクロールできます。

陽イオン

成分名
カルシウムイオン77.63.8715.45
ナトリウムイオン62.72.7310.88
アルミニウムイオン48.25.3621.39
マグネシウムイオン38.03.1312.48
カリウムイオン25.10.642.56
鉄(Ⅱ)イオン17.30.622.47
水素イオン8.78.6334.44
マンガンイオン1.90.070.28
アンモニウムイオン0.20.010.04
計279.725.06100.00

※ 原本に未記載のミリバル・ミリバル%は計算値です(小数第2位まで)。計算方法について →

陰イオン

成分名
硫酸イオン669.413.9455.74
塩化物イオン303.28.5534.21
硫酸水素イオン196.42.028.09
フッ化物イオン9.30.491.96
計117825.00100.00

※ 原本に未記載のミリバル・ミリバル%は計算値です(小数第2位まで)。計算方法について →

非解離成分

成分名
メタけい酸236.6
メタほう酸8.5
硫酸4.3
非解離成分計249.4

溶存ガス成分

成分名
遊離二酸化炭素95.4
遊離硫化水素5.4
溶存ガス成分計100.8

その他の微量成分

成分名
総ヒ素0.18
鉛イオン0.010
銅イオン0.0
総水銀0.0

3. 掲示された測定値

泉温(源泉)
48.8℃
泉温(利用施設)
42℃
水素イオン(pH)
2.1
蒸発残留物
1.54 g/kg

4. 源泉・利用施設

温泉利用施設名
大滝乃湯
浴室名
男子浴場
源泉名
草津温泉 煮川源泉

5. 施設での温泉利用状況

源泉の温度
48.8℃
使用場所の温度
42℃
加水の状況
なし
加温の状況
なし
循環・ろ過状況
なし
入浴剤の有無
なし
消毒処理の状況
なし

6. 禁忌症・適応症

泉質に基づく浴用の参考情報です。利用時は現地の掲示をご確認ください。

対象の泉質:酸性泉・硫黄泉(硫化水素型)・硫酸塩泉・塩化物泉

泉質別の適応症

  • アトピー性皮膚炎
  • 尋常性乾癬
  • 耐糖能異常(糖尿病)
  • 表皮化膿症
  • 慢性湿疹
  • 末梢循環障害
  • きりきず
  • 冷え性
  • うつ状態
  • 皮膚乾燥症

一般的な適応症

  • 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
  • 運動麻痺における筋肉のこわばり
  • 胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)
  • 軽症高血圧
  • 軽い高コレステロール血症
  • 軽い喘息又は肺気腫
  • 痔の痛み
  • 自律神経不安定症
  • ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
  • 病後回復期
  • 疲労回復、健康増進

泉質別の禁忌症

  • 皮膚又は粘膜の過敏な人
  • 高齢者の皮膚乾燥症

一般的な禁忌症

  • 病気の活動期(特に熱のあるとき)
  • 活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合
  • 少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気
  • 消化管出血、目に見える出血があるとき
  • 慢性の病気の急性増悪期

出典:環境省:禁忌症及び入浴又は飲用上の注意の掲示等の基準(平成26年7月1日改訂)

7. 分析機関・発行情報

分析機関
一般社団法人群馬県薬剤師会
発行年月日
記載なし

ABOUT THIS RECORD

8. 転記について

以下の基準で転記しています。

  • 数値・末尾のゼロ・原本の単位を保持して転記しています。
  • 原本にない情報の補完、合計値の再計算、泉質の再判定は行っていません。
  • 記載なし:資料の種類・日付・所在地

    施設の「温泉成分等掲示表」です。分析年月日は令和5年7月25日。発行日・資料番号・所在地は記載されていません。

  • 原本どおり:成分総計と溶存物質量

    成分総計1.81 g/kgと蒸発残留物1.54 g/kgが記載されています。ガスを除く溶存物質量の記載はないため、成分総計から差し引いて算出していません。

  • 測定場所の記載なし:水素イオン(pH)

    掲示値2.1を転記しています。源泉・利用施設のどちらで測定した値かは明記されていません。

掲載内容は、運営者が確認しています。

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